Engineer's
voice
基盤ソフトウェア開発で培った
経験を武器に、「現場に寄り添う
プロセス」を創造する。
- K.S.
- 2013年入社
- 情報学部情報科学科卒
- 品質革新部 改善推進室
入社から2020年まで、製品ソフトウェアのベースとなる標準基盤ソフトウェアの開発に携わる。2021年からはそこでのキャリアを活かしたプロセス改善業務を担うようになり、ソフトウェア開発の現場にスピード感のある抜本的な改革推進をもたらす活動を続けている。
ソフトウェア開発「専門」であることに魅力を感じ、
デンソークリエイトへ。
大学では情報技術全般を学んでいて、その中でも特にソフトウェア開発に興味を持ちました。今でもそうですがソフトウェアのつくり方は人によって千差万別で、そこが凄く面白いと感じたんですね。就職活動の指針も働く場所や会社の規模にはこだわらず、とにかくいい環境でソフトウェア開発ができる会社を求めていました。そんな中で出会ったのが、デンソーグループのソフトウェア開発専門会社である当社でした。
入社してから数年間は、標準基盤ソフトウェアの開発に従事。基盤ソフトウェアとは、自動車メーターやセントラルゲートウェイなど、様々な製品のベースとなるソフトウェアです。製品には多様なマイコンが利用されるため、マイコンの機能を抽象化して、アプリケーションソフトウェアが同じように機能を使うための基盤ソフトウェアを開発することは、製品の品質向上や開発コスト削減につながります。そして現在は、培ってきた基盤ソフトウェア開発経験を活かせる「プロセス定義・改善」の部署へ。グループのエンジニアに対して、より高品質な開発を進めるためのプロセス定義・改善や、コンサルティングを行っています。モットーは「現場に寄り添った」プロセス定義・改善です。
ソフトウェア開発における
業界標準や国際規格を
キャッチアップし、グループ全社へ
適応していく大きな使命。
現在の私の業務は、自動車業界標準のプロセスアセスメントモデルである「Automotive SPICE」や、自動車に搭載する電気・電子システムに関する機能安全規格「ISO26262」を、デンソーグループ全社に適応していくことがミッションとなっています。具体的には、プロセス資産の拡充、改善、最新版への追従や、トレーニング資料の開発、ときにはコンサルタントとしてグループの開発現場をチェックすることも。今後も実務や資格取得などを通じて積極的にノウハウを身に付けて、グループ内で存在感を発揮できるプロフェッショナルを目指したいです。コンサルティングなどを通して開発現場のエンジニアから直接感謝されると、プロとして頼られていることを実感できてとても嬉しくなります。まだまだ勉強することばかりですが、「Automotive SPICEやISO26262の専門家と言えば私」そう胸をはれるように頑張っていきたいです。
当社はソフトウェア開発に関する高い技術を持つプロ集団ですが、どの分野の専門技術を持っているかは人によって大きく異なります。特に大型化・複雑化の一途を辿る昨今のソフトウェア開発においては、様々な技術者が必要なので、求められる専門技術を身に付ければ必ずグループのミッションに貢献できます。もちろん入社当初は、誰もが右も左も分からない状態でスタートすることになるでしょう。ですが、手厚い導入教育で基礎を学び、仕事や研修を通じて技術を磨いていけば絶対に大丈夫。ソフトウェアが好きな人はもちろん、誰かに頼られる仕事がしたい人にとってもやりがいのある職場だと思います。
とある1日のスケジュール
- 9:00
- 出社、メールチェック
- 10:00
- ミーティング開発現場との打ち合わせに参加。
- 11:30
- 昼食ランチは混雑前にお気に入りの店へ。
- 12:30
- 資産開発担当分の資産開発・レビューを実施。
- 15:00
- ミーティングプロジェクト進捗会議や顧客会議に参加。
- 16:00
- 資産開発担当分の資産開発・レビューを実施。
- 19:00
- 退社退社後はランニングやロードバイクで
運動不足解消!