Engineer's
voice
様々な領域の専門家たちと、
未来につながる
プロジェクトを動かす。
- K.Y.
- 2010年入社
-
工学部情報工学科卒
大学院工学部情報工学専攻 - 基盤技術部 標準基盤室
学生時代は自律分散ロボットの協調動作を研究。大学で学んだプログラミングやアルゴリズムの検討・検証知識が活かせる業界を志望する中、教授や先輩OBから勧められ、デンソーグループを牽引するソフトウェア技術力を持つデンソークリエイトに入社。
使い手の目線に立った標準技術で、
高度化・複雑化が進むソフトウェア
開発現場を支援。
入社して数年は開発部署でカーナビの画面描画やアニメーション開発に従事。そこでソフトウェアエンジニアとしての基礎をしっかりと身に付けたのちに、ナビ開発の不具合解析やデバッグを行うチームで研鑽を積みました。他の業界と比べても、車載ソフトウェア開発は「安全」であることが大前提。それは私たちが開発した標準技術から生まれたものが、人の命を乗せた自動車のソフトウェアにつながっていくからにほかなりません。安全を実現する確実性を担保しながら、より早く、より低コストな開発につながる標準基盤ソフトを提供することが私たちの大きな使命です。
5年目からは、現在も続けているAUTOSAR(オートザ)の適用支援が私の主なミッションとなっています。AUTOSARとは、欧州自動車メーカーが中心となって開発された車載ソフトウェアの共通化を実現する国際的なプラットフォームのこと。近年、自動車に搭載されるシステムの大規模化・複雑化が進んでおり、これに対応するための標準化のひとつがAUTOSARというわけです。私はAUTOSAR準拠のソフトウェアを、各メーカーさまの要件・要望を満たせるよう日々調査・検討を重ねながらコンフィグレーションを行っています。特に無線通信を経由してデータを送受信するOTA (Over The air)技術の機能担当をメインに、故障診断や通信の機能にも携わっています。
スペシャリストの深い知識と、
マネージャーの広い視野。
両方必要になるのが、
デンソークリエイトのエンジニア。
近年グループ内の専門家や製品部署の方とチームを組んでプロジェクトに取り組む機会が増えたのですが、時折自分の視点に全くなかった意見やアイデアが出てきて、ハッとさせられることが多々あります。ソフトウェアエンジニアは狭い世界で仕事をしていると、知らず知らずのうちに独りよがりのものをつくってしまいがち。当社はデンソーグループという大きな枠組みの中で多様な専門家や部署と連携しながら仕事ができるので、ここで経験を積むことで、深い知識と広い視野を持ったエンジニアに成長していけると感じています。
キャリアステップの面でも、当社には専門性を極めたスペシャリストを目指す道と、開発現場を広い視野でまとめるマネジメントの道の両方が用意されています。ただ最近になって思うのが、結局両方できるようにならなければ、本当にいい仕事はできないということです。ですからこれから入社を考えている方には、どんなときも自分から動いたり、学んだりする姿勢を持ってほしいですね。当社の仕事には学びのヒントがたくさんあり、そういったエンジニアの動きを支援する制度も整っています。どこまでも成長したいという方に、デンソークリエイトはぴったりの会社だと思いますよ。
とある1日のスケジュール
- 8:00
- 出社、メールチェック比較的早めの出社がルーティン。
- 9:00
- 定例ミーティングチームメンバーと情報共有。
世間話をする時間も。
- 10:00
- 調査/検討お客さまからのお問合せに
回答するための調査/検討。
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 開発進捗ミーティングお客さまや委託先企業とプロジェクトの
進捗を共有。
- 15:00
- 調査/検討午前に続き調査/検討。開発における
問題の処置などを行うことも。
- 18:00
- 退社週末は会社の仲間とのゴルフがマイブーム。
岐阜や三重のゴルフ場がお気に入り。