Engineer's
voice

積み重ねてきた経験を活かして、
ソフトウェアエンジニアの力を
最大限引き出すプロジェクト
マネージャーに。

  • M.O.
  • 2007年入社
  • 工学部情報工学科卒
  • 生産革新部 先進技法開発室

学生時代は、巡回セールスマン問題を題材とした最適アルゴリズムを研究。希望していた自動車メーターの量産開発業務でソフトウェア開発技術の経験を積み、現在はエンジニアをサポートする検証活動支援ツール開発のプロジェクトマネージャーとしてメンバーを牽引する。

エンジニアの高品質な検証活動を支援する
ツールをチームで開発。

 もともとメカやモノづくりが好きで、当時から自動車メーターやカーナビ開発を軸にソフトウェア開発を行っていたデンソークリエイトに興味を持ちました。クルマは大学時代から乗っていましたので、自分の一番身近にある「高度なメカ」に関われる仕事だと思ったんです。会社の場所が三重の実家からそれほど遠くなく、給与面や福利厚生の良さも選んだ理由のひとつでした。
入社後は希望していた自動車メーターの量産開発業務を行っていた部署に配属され、エンジニア人生がスタート。順調にソフトウェア開発技術の経験を積んでいき、入社5年目あたりからリーダーの役割に。12年目ぐらいからプロジェクトマネージャーとなり、今ではエンジニアリング「3」、マネジメント「7」の割合で業務を推進しています。

 現在私は生産革新部で、デンソーグループの製品開発において多大な時間・コストを割いている検証活動の品質向上、および効率化に取り組んでいます。問題・課題の分析に始まり、解決方法の検討および試行を通じ、製品開発で使用できるレベルの機能・品質を保証したツールをグループに提供しています。基本的には現場のニーズに応えていくエンジニアリングとなりますが、解決方法の検討時にはまだ研究段階で確立されていないAIのような新規技術にも目を向け、製品開発部署と共に課題の解決に取り組んでいます。当社は新しいもの好きなが社員が多いので、年々画期的な技術が生まれている最中、チームとしても非常にモチベーションが高まっていますね。

ソフトウェアエンジニアとしての
「選択肢の多さ」がクリエイトの魅力。

 若手の頃はカタチある製品を作りあげることにやりがいを感じていましたから、製品開発から製品開発を支えるツール開発の部署に異動した当初は多少戸惑いもありました。しかし対象がエンドユーザーからツールを使うエンジニアになっただけで、私の好きな「モノづくり」であることは一緒です。またプロジェクトマネージャーとして仕事を重ねていくうちに、マネジメントの仕事にも大きなやりがいを感じるようになってきました。私はマネジメントの道を選びましたが、会社にはより尖った技術者として唯一無二の存在をめざす「スペシャリスト」の道も用意されています。エンジニアとしての「選択肢の多さ」もクリエイトという会社の大きな魅力と言えるでしょう。

 私が入社してから15年以上が経ち、当社で取り扱う業務内容も大きく変わってきていますが、クリエイトがデンソーグループの中でも特に高度なソフトウェア開発技術を持つ「スペシャリスト集団」であることは、少しも変わっていません。当社には、これまでに培ってきたソフトウェアエンジニアの経験をしっかりと後進に伝えていくノウハウがあります。技術や知識に自信がある人も、そうでない人も、私たちと共に切磋琢磨しながら成長していきましょう!

とある1日のスケジュール

8:30
出社、メールチェック
9:00
エンジニアリングレビューと集中検討。時には事業部や
他社との打合せにも参加。
11:30
デイリーミーティングチームメンバ全員で状況共有。
相談事を聞くのもこの時間に。
12:00
昼食
13:00
進捗管理午前中に共有した内容を元に
計画見直しの必要性を判断。
14:00
エンジニアリングレビューと集中検討。時には事業部や
他社との打合せにも参加。
18:00
翌日の準備当日の目標を達成したか確認した上で、
翌日のおおまかな計画を立てる。
18:30
退社メリハリをつけて働く方針のため入社当時と
比べ残業はかなり少なめ。