ASDoQ大会2024 「最優秀賞」を受賞

システム開発文書の品質向上を目的としたシンポジウムASDoQ大会2024（11月1日開催　主催：システム開発文書品質研究会（ASDoQ※）において当社社員（山路 厚）による取り組み発表「生成AI時代に有効なドキュメーションの活かし方」が「最優秀賞」を受賞いたしました。

【発表概要】

生成AIの活用には、「問いを立てる力」や「仮説を立て・検証する力」が必要であり、これらのスキルは実務経験を通して培われます。しかし、実務経験を積む機会は生成AIにより減少していくと考えています。この課題に対し、ドキュメンテーションを活かすことが１つの有効な解決手段となり得ると考え、その方法論や思考法を明らかにし、社内共有に取り組んでいます。本発表では、生成AI時代にこそ、ドキュメンテーションを活かすことが大切になることを紹介しました。

本シンポジウムは『生成AIとともに文書品質をつくっていく』を本年のテーマに、ポスター展示・ライトニングトーク・現地発表を通じて文書品質向上に関わる組織や個人の取り組みを発表・意見交換できる場として、開催されたものです。

今後も当社では積極的に技術研究の取り組みを発信してまいります。

※ASDoQ（Association of System Documentation Quality）

ASDoQ（アスドック）は、システムの開発文書（要求仕様書、アーキテクチャ設計書など）と，その品質に関心を持つ会員が集まる場を提供し、システム開発文書の文書品質を定義し、その計測手法を定め、文書化して普及させることをもって開発技術ならびに産業の発達に資することを目的として設立された任意団体です。

詳細は下記をご覧ください。

https://asdoq.jp/news/index.php?page=article&storyid=93